エンタメ空想語り

ドラクエ11のカミュが冒頭で牢屋に入っていた理由を空想してみた

suzuka

ドラクエ11の冒頭といえば、自分が勇者だと知った主人公が、亡き祖父の遺言に従いデルカダール城に行ったところ、何故か国王から「悪魔の子」と罵られ、投獄されるところから始まりますよね。

そこで出会ったカミュと一緒に牢獄を抜けるわけですが、わたし、カミュが投獄されていた理由がどうしても疑問だったんですよ。

ミーシャ
ミーシャ

レッドオーブを盗んだからって言ってなかったっけ?

すずか
すずか

そっちじゃなくて……

あれだけの身体能力の人が、そう簡単に捕まるとは思えないから。

本人は「ヘマをした」って言うだけなんだけど……

カミュの身体能力

牢屋から脱獄するシーンだけ見ても、ものすごく運動神経抜群なんですよ。

  • 牢に食事を運んできた兵士を一撃で気絶させる
  • 次いで、もう一人も力ずくで気絶させる
  • 追っ手から逃げるシーン、ドラゴンから逃げるシーンなどで走ると、基本的に主人公より足が速い

走ることはともかく、力があるようには見えないのですが、重い鎧を着込んだ兵士を一撃で気絶させるというのは、相当の手練です。

また、レッドオーブを取り戻した直後、今度はグレイグに馬で追われますが、このときに落馬した主人公を、自分は馬に乗った状態で片手で引っ張りあげるという離れ業も見せます。

すずか
すずか

相手がベロニカとかならまだ分かるけど、主人公は成人男性ですものね。片手で持ち上げたら、普通に重いと思うんだけど、カミュは息切れもしていないみたい。

ミーシャ
ミーシャ

確かに、それだけ強いなら、追われても普通に逃げ切れそうだよね。

ならば、何故捕まったのか

個人的に注目しているのは、カミュの義理堅く、仲間思いな性格です。

  • 牢獄内で、見ず知らずの主人公を最後まで見捨てない
  • レッドオーブ入手後、グレイグに追われて転倒した主人公を見て、馬でUターンして戻ってくる
  • ダーハルーネで攻撃されそうな主人公を身を呈して庇い、心臓に魔法を受ける(尚且つ、主人公の救いの手を払い除ける)

主人公を見捨てれば、逃げられそうな場面は相当あったと思うんですよ。序盤のカミュは、本人曰く『預言』とやらに従っているだけとはいえ、厳密には主人公が勇者だって確証もないわけでしょう。この人の身軽さと、戦闘能力の高さなら、逃げ切る術なんていくらでもあったはずです。(グロッタでマルティナに翻弄されてましたけど、あんな人は多分まれなんでしょうし)

でも、見捨てない。見捨てられない。

なんか、そういう人なんだと思いました。

それから、仲間想いな彼が、きっと見捨てなかったであろう人物が、もう一人います。

そう。デクです。

すずか
すずか

わたし、カミュはデクを庇ったから牢屋に入ったんだと思うんですよ。あの人が『ヘマしそう』な理由、他に思いつかないですもの。

レッドオーブを盗んで、追っ手から逃げている途中で、うっかり転んでしまったデクを見捨てられなくて、戻ったら自分が捕まってしまった……そんな感じに思えてならないんです。

ミーシャ
ミーシャ

だとすると、主人公をグレイグの手から守れたときは、カミュとしても結構嬉しかったというか、救われたような気分になっていたのかもしれないね。

カミュがデクを庇ったんだとすると、その後のデクが、カミュを脱獄させるために必死で裏から手を回していた理由にも、ある程度説明がつきます。やはり、彼の人柄こそが、主人公の脱獄を、さらに勇者の旅路を助けたんだと思うのです。

『勇者の相棒』にふさわしい活躍ぶりですよね!


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