FF6、「守る」にこだわるロックが、過去を乗り越えるまでが好き
FF6は、大人になってからプレイして、大好きになった作品です。


今回は、全員主人公と言えども、メインキャラの一角として候補に上がりやすい、ロックについて書いてみたいと思います!

個人的には、先にFF9をプレイしていたこともあり、ジタンの原型に近いキャラクターなのかと思っていました。
が、実際にプレイしてみたら、まるで別人!
本作で最も印象が移り変わったキャラクターでもあるので、思い出を交えつつ、語ってみますね!
ロックへの第一印象
実を言うと、あまり良くなかったです。

え、マジか。

いやあ、初対面の知らない女の子に、いきなり「守る」とか言われてもね。
温度差についていけず、作中のティナ同様、困惑することしかできなかったです。
何なら、わたしはティナのことは最初から好きだったので、変な男について行っちゃダメとすら思いました。

完全に保護者目線。
で、その後セリスと出会うと、一転して、セリスとの絡みが多くなるわけですが……
彼、セリスと何となくいい感じになっておいて、かつては帝国側にいたセリスのことを、ちゃんと信じきれないシーンがあるじゃないですか。
やっぱり、もどかしかったですよね。
極端に言うと、途中までは、ロックが人気キャラクターである理由が全く分からなかったです。
それなのに、プレイしていくと……
でも、ロックの真価って、ここからなんですよね。
序盤にさんざんダメなところを見せておいて、中盤以降からは、じわじわひっくり返しにくるんです。
まず、セリスにはきちんと真正面から謝るシーンがある。
セリスから、すぐに受け入れてもらえるわけではいけれど、これは印象がいいですよね。
ああ、ロックも自分で分かっているんだ、と思いました。

あとは……あれか?
世界崩壊後。
かつての想い人、レイチェルを失ったことが分かるあたり。

レイチェルの件で、個人的には、ロックの言動が諸々腑に落ちました。
だから彼は、あれほど「守る」にこだわりがあったのかと。
平たく言うと、かつての想い人レイチェルは、ロックと行動していたあるとき、大怪我を負って記憶喪失になってしまいます。
当然、ロックのことも忘れてしまい、レイチェルの家族からも叩き出されて、ふたりは離れ離れに。

まあ、ロックとしては、レイチェルの今後を想って彼女の元を離れた、という側面もあるのだけれど……
実際のところ、レイチェルは約1年後、帝国軍の攻撃によって、帰らぬ人になってしまったんだよな。
しかも、レイチェルはその辺でロックのことを思い出していたので、死の淵でロックの名前を呼んでいたらしい……

そこまでの背景を聞くと、彼のここまでの言動にも納得がいきます。
ロックとレイチェルの最後
実は、レイチェルの遺体は、とある技術によって、生前の姿を保ったまま保存されていました。
ロックは、彼女を蘇らせたくて、不死鳥フェニックスの魔石を探していたのですが……せっかく見つけた魔石は割れていたので、レイチェルは一瞬しか蘇れないんですよね。

とはいえ、一瞬でも蘇れた。
ロックは、レイチェルと改めて会話をすることができたんだ。
このときに話したレイチェルは、大変に人間のできた話をしてくれました。
ロックへの感謝に加えて、彼とセリスの仲を応援する台詞を口にして、フェニックスの魔石を完全体にしたうえで消えていくんです。
その後のロック
それからは、ロックはすっかり吹っ切れた様子。
セリス一筋になりますし、彼女のことをまっすぐ信じるようになります。
さらに、エンディング付近では、ちゃんとセリスを守る行動も見られます!

ラストバトル前にロックを仲間にしていれば、だけどね。
ロックは最終パーティーの必須キャラクターではないから、一連のイベントを見たい場合は、ちゃんと彼を迎えに行こう!
ロックの活躍は、是非ゲーム本編で!
ロックは、作中で成長する要素が非常に強いキャラクターです。
第一印象で、『守る守る言っておいて、結局守れてないじゃないか!』と思っても、是非そこで彼の評価を決めず、最後まで見届けてください。

わたしなんかは、最初こそ、ロックの印象は良くなかったはずなのに……
気づけば大好きになっていました。
皆さんも是非、FF6で彼の物語を見届けてみては?