ロイドが救えなかったものを、アスベルが守った気がした話

suzuka

※この記事は個人的な空想語り記事です。公式情報ではありません。

※この記事には、

  • テイルズオブシンフォニア
  • テイルズオブグレイセス

の最終局面のネタバレを含みます。

プレイ中の方はご注意ください!

テイルズオブシンフォニアの思い出

テイルズオブシンフォニア、好きです。

絵本のような優しい世界観や、パーティーメンバーの温かみに似合わず、えげつない現実が待ち受けているような作りがたまらない。

ご覧の通り、わたしは特にジーニアスのファンですが、一方で主人公のロイドのこともとても好きです。

今までプレイしたテイルズオブシリーズの主人公の中でも、一位二位を争うレベル。

ミーシャ
ミーシャ

そうなんだ?

どんなところが好きなの?

すずか
すずか

ロイドは、誰かが差別されるのが当たり前の世界はおかしい、という考えを強く持っているキャラクターなので、誰かが犠牲を強いられるような世界の仕組みをそもそも変えることを提唱するんだけど、それをいろんなところで「甘い」「理想論だ」と言われまくるんですよ。

現に、すぐにはできない。何度も壁にぶつかる。

それでも諦めずにその論を唱え続けて、最終的に現実にするところまで持っていく芯の強さがとても好きですね。

ミーシャ
ミーシャ

口だけの人間じゃないってことか。

すずか
すずか

そう!

でも、そんな性格のロイドが、最後に戦うことになるのは、なんと「作中で友達になった人」でした。

ミーシャ
ミーシャ

あらら……

すずか
すずか

その人は、自身が「差別」問題に悩まされた結果、この世から個性をなくしてしまおうという極端な思想に寄ってしまい、結果「差別のない世界にしたい」の意味が違うんじゃないか、ということで、ロイドたちと衝突することになるんです。

ミーシャ
ミーシャ

悪役にも事情があるのが悩ましいところだ……

ロイドたちは、もちろん最終局面でも説得を試みるんですけどね。やっぱり話が通じなくて、結果、倒す羽目になってしまいました。

でも、ロイドとしては、分かり合えるものなら分かり合いたかったと思うんですよ。何せ彼は「理想論者」ですからね。

それが叶わなかったのは、彼の性格ではとても悲しいだろうなと、プレイヤーのわたしとしては、苦いラストを噛み締めることになってしまいました。

その後テイルズオブグレイセスをプレイ

その後、時は流れて、テイルズオブグレイセス発売。

過去に大切なものを守れなかった経験から、騎士を志す主人公のアスベルは、その甘いくらい優しい性格がロイドに通じるところがあるので、わたしはすぐに大好きになりました。

すずか
すずか

結構砕けた性格だったロイドに比べると、アスベルは落ち着いていて誠実。

まあ、過去の苦い経験が、かつてはガキ大将だった彼をそんな風に育てたんでしょうね。

アスベルもまた、大切なものを守りたいのに、いろいろとうまくいかない現状に葛藤することがあります。

「全てを守りたい」なんて、無理なのかな、理想論に過ぎないのかなと、作中でも何度も悩んでいました。

そんな彼が、最終的に対峙することになるのは、アスベルの親友リチャード……に取り憑いた、ラムダという生命体。

ラムダは、生まれた後に人間に迫害された過去があり、それをきっかけに人を強烈に憎んでいました。

ミーシャ
ミーシャ

となると、アスベルとラムダには、直接の関係はないのか。

すずか
すずか

そうなるね。

その辺は、いったんはラスボスと友情を築いたロイドとは違うところ。

ただ、ラムダは、少し人間不信のきらいがあったアスベルの親友リチャードとは、人間嫌いのところで変に共鳴してしまいました。

リチャードがラムダに取り憑かれたのはそのためですね。

アスベルは、ラムダに寄生されたリチャードのことは、当然救いたい。

人類を滅ぼそうと目論むラムダのことは……まあ、普通ならリチャードから追い出して倒そうとするところですが、アスベルはそうはしません。

ミーシャ
ミーシャ

え、じゃあどうしたの?

すずか
すずか

アスベルは……

リチャードから出したラムダを戦って落ち着かせてから……

自分の中に取り込んだの……

ミーシャ
ミーシャ

え!?

「受け入れる」ということ、「守る」ということ

これは驚きました。

ラスボスを倒さない。受け入れて、共に生きる。

並大抵の決断ではなかったと思います。

すずか
すずか

たくさん思い悩みながら、最後の最後にその決断をしたアスベルが、わたしにはとても眩しく見えました。ほんとに大好きな主人公です!

と、同時にね。

わたし、すごく嬉しくもなったんですよ。

何故なら、ロイドとよく似た思想の主人公であるアスベルが、ロイドができなかったことを代わりに成し遂げてくれたような気がしたものですから。

ミーシャ
ミーシャ

そうか……!

ロイドはかつての友達を倒さないといけなくなった。

アスベルは、友達ではないけど、例えラスボスでも倒すわけにはいかないと判断して、自ら受け入れた。

すずか
すずか

プレイヤーであるわたしは、かつてロイドでした。

だからこそ、アスベルの決断が本当に嬉しかったし、救われた気分になったんですよ!

実は、テイルズオブシリーズには、他にもラスボスを倒さなかった(受け入れたというか)人はいるんです。

でも、その人は思想が違った。ロイドとアスベルほどは似通っていなかったので、そう感じたのは、やはりシンフォニアの後にグレイセスをプレイしたからだと思うんです。

すずか
すずか

RPGって、ストーリーを真面目に追うと、こんな楽しみ方もできますよね……!

ミーシャ
ミーシャ

皆さんは、好きなラストのゲームはあるかな?


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