キャラ造形が深くて感動したゲームキャラ3選

わたし、いろんなRPGをプレイしてきた身なので、これまでにいろんなキャラクターを見てきました。
その中でも、個人的に、特にこのキャラクターの作り方はすごいなと思ったキャラクターが何人かいます。
今回は、そんな奥の深い設定になっているキャラクターを三人ご紹介したいと思います!
パスカル(テイルズオブグレイセス)
テイルズオブグレイセスは、追加要素の入ったf版をプレイしました。
中でも大好きなキャラクターがこのパスカルですね。

作中では、天才肌かつムードメーカーって感じだね。
具体的に何がすごいと思ったの?

天才肌、ムードメーカー的な明るいキャラクターに加えて、真っ当な倫理観の持ち主であることが本当にすごいと思うの!
一般的な「天才肌」のキャラクターは、いわゆるマッドサイエンティスト的な性格付けがなされていることが多く、結果として倫理観が欠けていることも珍しくありません。
当人に悪気はないのでしょうが、研究に夢中になるあまり、他のことに構っていられなくなってしまうんですね。知的好奇心が全てを上回ってしまうというか。
もちろん、パスカルにもそういうところはあるんです。
彼女の場合は、自分の研究を優先したいがために、お風呂の時間を抜いてしまう癖があるみたいですね。
ただ、自分の研究で人の命がたくさん失われる可能性に気づいたときは、危険だからとスパッと投げ出した。
この分別がきちんとついているのが、パスカルのすごいところだと思います。

また、自分の知識を人に説明するときの態度や口調も柔らかく、まるで奢ったところがありません。
天才肌である一方、家事全般が苦手なところを補ってくれる実のお姉さんのことは、心底尊敬しています。
明るいムードメーカーであるということは、天才肌かつコミュニケーション能力も抜群という話になります。

勝てる気がしない。
そういう理由で、パスカルはすごくいいなと思っています。
わたしもこんな人間になりたいものです。
シルビア(ドラゴンクエスト11)
ドラクエ11も大好きです!
3DS版、PS4版(無印とSの両方)、Switch版と所有しております。
中でもサマディー王国で仲間になるシルビアは、パスカルのようなムードメーカー的なところと、騎士道精神に則った深い優しさがあるのが魅力的なキャラクターです。

シルビアは、いわゆる「オネエ」キャラ。
旅芸人の立ち位置だと思うんだけど、剣も使いこなせるし、立ち振る舞いもとても上品。

シルビアの夢は、世界中を自分の芸で笑顔にすることです。
そのために、人から笑顔を奪う魔王は許せない、という理屈で旅についてきてくれます。
ちょっとドラクエ4のパノンを彷彿とさせますね。
いわゆる「オネエ」キャラのキャラ付けって、なんとなく女性には厳しい態度を取ることが多いイメージがありました(あくまでもイメージですが)。
しかし、シルビアは加入直後のダーハルーネの町で、ベロニカやセーニャとスイーツ巡りをしたがるなど、女性にもとても友好的です。
主人公の事情を知らないままトラブルに巻き込まれても、まったく狼狽えません。優しいです。
これは何故なのか。
そうです。シルビアは騎士なんです。

オネエかつ、騎士。
こんなに深いキャラ設定が、かつてあったでしょうか。
この圧倒的な懐の広さ!

さらに、世界中の人を笑顔にするのが夢、だもんなあ。
人としてできすぎてるよね。すごいや。
アーヴァイン(ファイナルファンタジー8)
ファイナルファンタジー8の中で、最後に仲間になるアーヴァイン。
第一印象は、やはりキザで軟派なイメージがありますかね。
狙撃手であり、銃の腕前は間違いなく一流なのですが、肝心なところで震え出すヘタレな一面もあり、序盤はスコール共々、プレイヤーの方もイライラさせられることもあるかもしれません。

彼のすごいところは、当初のちょっと頼りないイメージが、とあるイベント後に驚くほど一変するところです。

トラビアガーデンでみんなの過去を話したところだよね。
あれはファイナルファンタジー8という作品自体の転機だと思いますので、ここで詳細を語ることは一応伏せておきます。
未プレイの方にも、是非あの衝撃を味わって欲しいですからね。

強いて言うならば……
魔女を撃てと言われたときのアーヴァインの姿を、よく覚えておいてください。
そのシーンが後々に効いてきます。
いかがでしたでしょうか。
最後のアーヴァインだけは匂わせる感じになってしまいましたが、どのキャラクターも名キャラ揃いなのは間違いありません。
未プレイの方は是非、一度触れてみてください!
おうちで冒険メモをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。