鬼滅の刃はなぜ売れた? ネタバレなしで考察してみた

鬼滅の刃、完結からずいぶん経ちますが、未だ大人気ですよね!

2025年7月18日からは、無限城編 猗窩座再来の映画も公開中!
大変に盛り上がっています!

もう観てきたの?

観たよ!
映像美がすごすぎて圧倒されたし、情報量が多くて長丁場なのに、時間もほとんど感じない。ほんと一瞬よ!
鬼滅の刃は、新しいアニメが公開されたり、映画が公開されたりする度に大変な騒ぎになりますが、そもそもなぜここまで人気なんでしょうか。
自分なりに思い当たる理由を、ネタバレなしで考察してみました!
努力を丁寧に描いている
鬼に家族との幸せな日常を奪われたことをきっかけに、刀を握ることになる炭治郎。
もともと山育ちの彼は、体力には自信があったものと思われますが、実際は修行に大苦戦!

こんな調子で、本当に鬼殺隊に入れるのかと思うくらいだったよね。

まあ、出自としては炭焼きの家の子だからねえ。
刀なんて握ったこともなかったんだから、そりゃあ苦戦はします。
でも、炭治郎は持ち前のひたむきさで精進を重ねて、めきめき実力をつけていきました。彼は努力の天才だと思います!
鬼滅の刃に登場する鬼は、誰も彼もとんでもなく強いです。普通の人は弱い鬼にも勝てません。
ですから炭治郎も、厳しい修行を終えては鬼と戦い、また他の厳しい修行をしてはさらに強い鬼と戦い、を作中で何度も繰り返すことになります。
努力に終わりがないことが、作中でしっかり描かれているのも、ポイントが高いところです。
かっこよく戦う話ではない
鬼滅の刃で描かれる戦いは、なんというか、とても切実です。
特にアニメで観た場合、ufotableさんのとんでもない映像美に驚かされますし、実際に繰り出される技もたいそう美しいのですが、作中人物たちは誰もかっこよく戦おうとはしていません。

作中人物が考えていることは、あくまでも「この場面なら、こうなるだろうから、こういう技術で戦うべし」という状況判断。
どの戦いも、経験と緻密な計算で成り立っています。それがよく分かるように描写されているのです。

加えて、戦う者同士の背景についても細かく描写されているケースが多い。
単純な正義と悪の戦いでは終わらないところも魅力だよね。
脇役を大切にしている
鬼滅の刃は、ちょっとした脇役を見捨てない作品でもあります。
一見本筋に絡むとは思わなかったような脇役に突然スポットが当たることも多く、それがまた新鮮な驚きをもたらしてくれるんです!

いいよね、これ。
鬼退治は本当に総力戦でやっているんだなって感じがするんだ。

働いているのは、前線で戦う隊士たちだけではないんですよ。
後方支援に回る方々や、たまたまそこにいただけの一般人すら、各地で活躍の機会があるくらいです。
登場人物のひとりひとりに人生があると感じられるのも、鬼滅の刃の魅力的なところだと思います!
鬼滅の刃、映画も好評ですし、今から原作を一から読んでもちゃんとついていけると思いますので、未読の方はこの機にぜひ、触れてみてはいかがでしょうか!
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