エンタメ空想語り

FF15は寄り道で楽しもう! 体験ベースでキャラ愛が深まる!

suzuka

ファイナルファンタジー15は、据え置き型のFFナンバリング作品では初めて、最初からオープンワールドの世界を旅できるRPGでした。

ミーシャ
ミーシャ

物語の序盤で、パンクした車を4人で押すシーンや、主題歌にStand by meが採用されているところから、どこかロードムービーのような空気も感じられるよね。

すずか
すずか

男の子4人の果てない旅路、という感じが凄かった。

アメリカをモチーフにしたような、どこまでも広がる荒野を、ときには走り、ときには車で、ときにはチョコボで行くの。

物語の根幹だけではなく、何気ない日常も彼らと過ごせるのが斬新だったな。

オープンワールドということで、メインストーリーそのものはそこまで長くありません。それだけ追うと、割とすぐクリア出来てしまう感じもあります。

なので、おびただしい量のクエストを一切無視して、とりあえずメインストーリーを進めてしまう方も結構いらっしゃると思うんですが……わたし個人としては、それはちょっと勿体ないかなと思います。

ミーシャ
ミーシャ

そうなの?

どうして?

すずか
すずか

FF15は、体験するRPGなのよ。

好きなように車を走らせて、ガソリンが足りなくなったら給油に立ち寄り、モーテルでご飯を食べたり、ときには野宿をしてイグニスにご飯を作ってもらったり。

釣りをしたり、写真を撮ったり、そういうひとつひとつの何気ない体験を積み重ねることで、メインストーリーに奥行きが出るタイプの作品なのよ!

こればかりは、本当にプレイしてみないと実感できないと思います。誰かのプレイ動画を観るだけとかではなく、是非自分で体験してみて欲しい作品なんです!

FF15は寄り道すればするほど深みが出る!

これは、わたしが実際にプレイしてみて強く感じたことなのですが、何故そういう感想を抱いたのか、思い当たる節が二点ほどあります。

寄り道すればするほど、彼らの仲間になれるから

旅に出た当初から、とにかくクエストの量が膨大で戸惑うことと思います。

しかも、こなしてもこなしても、容赦なく次が出てくる。

いったいいつ終わるんだと思うくらいに。

ミーシャ
ミーシャ

途中で疲れるレベルだったよ……

すずか
すずか

でも、それをできるだけ、きちんとこなしていくのがおすすめ。

いいアイテムが手に入るとか、レベルが上がるとか、RPG的な貢献要素ももちろんあるんだけど、FF15の場合は、旅の仲間と絆を作ることがとても大切だから。

FF15をプレイするときは、旅の途中で、できる限り、ノクトやプロンプト、イグニス、グラディオラスらのどうでもいい雑談をたくさん聞いておいてください。

プレイヤー自身が、彼らと「馴染みの関係」になっておくんです。

それで、もうメインストーリーを進めないとサイドクエストが受けられないよ、というくらいになったら、メインストーリーを進めてみてください。

馴染みの彼らに襲いかかる運命の数々に、手に汗握ることになると思います。

すずか
すずか

実際、わたしはそうなりました。

自分でも驚きましたよ。

ロードムービーのような作風と、主人公ノクトの相性がいいから

主人公であるノクト(ノクティス)は、FFの主人公としては、歴代作品の中でもなかなか異質な性格をしています。

すずか
すずか

立場は「王子様」かもしれないんだけど、その実態は「シャイな今どきの男の子」

引っ込み思案というわけではないんですが、いかにも現代っ子らしい、自己表現が苦手な一面があります。

ミーシャ
ミーシャ

確かに、歴代FFの主人公みたいな「ヒーローっぽさ」はないかも。普通過ぎるくらい普通の男の子であることが彼の魅力だね。

自己表現が苦手で、シャイな男の子。

彼はシャイ過ぎるせいか、メインストーリーを進めるだけでは内心が少々分かりづらいことが多く、普通にメインストーリーだけ進めてしまうと、どんなキャラクターなのか分かりづらくなるという難点があるように思います。

すずか
すずか

わたし個人としては、これは制作側がわざとそうしているように感じました。

ノクトというキャラクターを表現する手段として、これだけ多くの寄り道要素を用意して、プレイヤーに進ませる、という道を選択したのだと思います。

その方がノクトらしいですし。

メインストーリーで多くをペラペラ話してしまうと、それはそれでストーリーの深みが薄れてしまうんですよ。

となると、サイドクエストに、彼の人となりが分かるようなイベントを置いておくしかなかった、と。

なんだか義務のように書いてしまいましたが、豊富なクエストで飽きさせないためのオープンワールドです。

そこまで難しく考えなくても、「やらされてる感」は特に感じないのではないかと思います。

ミーシャ
ミーシャ

シャイな人の心を開くのって、現実でもなかなか難しいよね。

ノクトと付き合うということは、それをゲームの中でリアルにやってる感じになるんだよ。

すずか
すずか

しばらく付き合ってると、ノクトが自分のことを話してくれるのが少しずつ嬉しくなってきます。この辺の感覚が妙にリアル!

FF15は、体験するRPGです。

この感覚は是非、実機プレイで味わってみてください!


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