FF7リメイクの主題歌「Hollow」がクラウド過ぎて感動した話

ファイナルファンタジー7は、原作はPS1での発売でしたが、ここ最近でリアルなグラフィックでのリメイク版が発売されています。
2025年7月13日現在では、1作目のリメイク、2作目のリバースが発売されていて、最終作となる3作目が待たれているところです。

原作の段階で、近未来的なかっこいいグラフィックだったからね。
それをリアルな今の技術で見たかった人にとっては、夢みたいなリメイクだよね!

わたしも両方楽しんでいるところです!
ところで今回のリメイク、主に1作目の話なのですが、個人的には、グラフィック以外にとても感動した部分がありました。
それは、主題歌です!

植松伸夫さんと野島一成さんが手掛けた「Hollow」という曲で、原作の方にはありませんでした。
FF7ほどの人気作に、後付けで主題歌をつけるのは相当大変な作業だったと思うのですが、この曲がこう、最初からそこにあったみたいにグッと胸を掴んできて、いい意味でずるいんです!
具体的にどこに感動したのか、見ていきましょう!
歌詞がすごい
著作権の問題もありますので、歌詞自体をここに書き出すことは控えますが、歌詞を読むだけでも素晴らしいです。
クラウド視点で歌われていると思われますが、彼が何か、過去にとてつもなく大切なものを失ってしまっていることがよく分かります。

さらに、その何かの事件がきっかけで、心が空洞になってしまっている状況まで鮮明に伝わってくるんだよね。
そういえば、「Hollow」って「空洞」って意味だよね。

これだけでも鳥肌もの……!
クラウドが失った「大切なもの」がなんなのか、という件については、意見が分かれるところだと思います。
でも、とにかく、それが心を抉られるような辛さだったことはよく分かるんです。
歌い手の表現力がすごい
クラウドの辛さが伝わってくるのは、歌詞からだけではありません。
歌い手の方が本当に素晴らしいんです。よく見つけてくださったと思います。

「Hollow」は、Survive Said The Prophetというバンドのボーカル、Yoshさんという方が歌われているそうです。
Yoshさんの歌声は、迫力があるのですが、同時にとても繊細でもあります。
歌の中の序盤は感情を押し込めて歌っておられるのですが、サビに入ると、全てを解放するように力を入れて歌い上げるんです。そこにあの歌詞も相まって、とても涙腺に来るんですよ!

あの歌い方は、まさしくクラウドの慟哭に聞こえる。いや、むしろそうとしか聞こえないです。
そう思わせる表現力がすごすぎるんですよね。

力強いのに、切ないんだよなあ。
あんなにしっかりした声なのに、今にも崩れてしまいそうな響きなんだよ。
こっちがクラウドを守らなければって気持ちにさせられるくらいだよね。
大切なものが両手からこぼれ落ちていくのを、どうしても止められないようなイメージなんだ。
メロディーだけ聴いてもすごい
FF7リメイクでも、次作のリバースでも、フィールドを歩いているときに、BGMとしてメロディーラインが流れているときがあります。
この曲を何気ない日常で聴くだけでも、胸に来るものがあります。

クラウドは、仲間たちとただ道を歩くだけでも、「空洞」な自分を感じていたのかしら……

「Hollow」は、単体で聴いても素晴らしい曲なのですが、クラウドとの一体感が素晴らしすぎるので、是非FF7リメイクをご自分の手でクリアしたうえで、エンディングで聴いていただきたいです。

FF7のリメイクとリバース、とてもおすすめですので、是非主題歌と共に触れてみてはいかがでしょうか!
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