AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』が売れた理由を考察してみた
AKB48さんの代表曲といえば、2013年に発表された『恋するフォーチュンクッキー』。
一時は社会現象になるレベルで売れましたよね。

わたしもカラオケで歌いました!

アイドルにそこまで詳しくないのに珍しいね?

歌いやすい音程だし、MVも賑やかで楽しいし!
しかし、数あるアイドルソングの中で、何故これがそこまで売れたんでしょうか。
ちょっと気になったので、歌詞やMVの雰囲気から自分なりに読み解いてみました!
この歌の主人公は、どうやら恋愛に悩んでいる様子。好きな人が自分になかなか振り向いてくれないという、結構よくある展開です。
告白しようにも、自分に自信がないのでうまく言えない。どうやって言えばいいのか。
悩むことはたくさんあるけれど、それでも人生は捨てたものではない、きっといつかいいことはあるよと。だいたいそういうことを歌った内容ですね。
個人的にいいなあと思ったのは、曲の展開が恋愛の話に終始していないこと。

恋愛はあくまでも人生の一部。サビの部分ではもっと広い意味で人生を歌っていて、それが幅広い世代にうまく刺さったんじゃないかなあと思うんですよ。

そんなもの?

そんなもの。人間もいろいろあるのよ。
猫もそうでしょ?

うーん?
あと、印象的なのがMVですよね。
アイドルソングのMVですから、メンバーの可愛らしい姿ももちろんたくさん見られるんですけど、特徴的なのは、MV内でメンバーが学校に行って学生さんたちと一緒に踊ったり、町内会のようなところで一般の皆さんが踊ったりしている描写があるところ。

みんなが主役なんだ!

そう!
老若男女、いろんな立場の人の日常にフォーカスしているのが素敵だなと思ったの。
一部の目立つ人の人生だけが取り上げられるのではなく、同じ時を生きているみんながそれぞれ主役で、みんなに等しくいいことがあるよと。
そういうことを優しく上品に歌っているところがとても良かったと思うんですよね。
だからこそ、普段アイドルの曲を聴かない人にも刺さって、国民的なヒットソングになり得たのだと思うのです。

押し付けがましくない優しい応援歌だから、今でもときどき聞きたくなるんですよね。
皆さんはどうですか?
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