図書館の教科書展覧会に行ってきた!

図書館や公共施設等でやっている、教科書展覧会というイベントのことを、皆さんはご存知でしょうか。

何それ?

わたしも今年初めて知ったんだけど、教育関係者や一般の人が、その年に使う教科書を自由に閲覧できる貴重な機会なんだって!
しかも無料!
なんでも、教科書に対する理解を深めるためのものらしいよ。

し、知らなかった……
わたしは特に教育関係者でもなく、ただの一般市民ですが、興味があったので、この度ちょっと行ってきました!
簡単に感想をまとめたいと思います。
どんな教科書があるの?
実際に置いてあったのは、
- 小学校
- 中学校
- 高校
- 特別支援学校
以上を対象とした全科目でした。
国語や数学、社会、理科、英語の基本科目に加えて、家庭科や音楽、道徳の教科書も網羅されていました。(生活科や体育はなかった気がします。もともとあの辺は教科書なかったでしたっけ?)

高校用には、プログラミングの教科書もあり、つい唸ってしまいました。
それから、今は小学5年生から英語の授業もあるんですよね。小学校の棚に英語の教科書が置いてあったのも、わたしからすると新鮮でした。

時代は本当にどんどん進んでいるよね。
どんな内容?
わたしは学生時代、国語がとても好きだったので、主に国語の教科書を読み込んできました。

どうだった?

掲載されているお話のラインナップが、自分のときとそんなに変わらなかったな。
名作はやはりいつまでも名作なのだなと思ったよ。
ただ、思ったより物語が少ないなという印象は受けたけど。
国語については、どちらかと言うと文法の使い方に割かれたページが多かったような気がしました。
それがトレンドなんでしょうかね。
わたしのような本好きの人間は、国語の教科書から取れる栄養素のようなものを多分に含んでいると思いますので、もう少し物語をたくさん読みたいかなあと感じたのが正直なところです。

物語って意味だと、道徳の教科書の方が多かったかも。

マジか。

道徳の教科書は、各領域で活躍する著名人のエッセイなんかも寄せられていて、興味深かったよ!
それから、音楽の教科書も読んできました。
掲載曲のラインナップについても、自分のときとそれほど変わらない気がしました。春の小川とか、荒城の月とか。
個人的には、FF10の名曲「ザナルカンドにて」が教科書に載った事例があるとかつて伺いましたもので、実物を是非とも確認したかったんですが……

あった?

残念ながらなかった。
見かけた方、是非教えてください。(もしかしたらちょっと古いのかもしれませんが)
(ただ、何の教科書か忘れましたが、後半のページにポケモンや鬼滅の刃の話が少し載っているのは確認しました。すごい時代です)
個人的な要望
国語の便覧、読みたかったです!
見当たりませんでしたが、もうないのかな? それとも今回はたまたま対象外だったんでしょうか。
あ、社会科の地図帳ならありました。
わたしのときと似たような表紙でとても懐かしくなりましたが、中身は地図以外の内容もかなり充実していてすごいなと思いましたね。

子どもたちが教科書で学ぶ内容って、大人にとっても大切なことがたくさんあると思うんですよ。
だって、教科書に載っている内容って、その子に大人になっても覚えておいて欲しいことを詰めているはずですものね。
ですから、大人になってからも、ときどき立ち返るのは大切だと思うのです。
世界が今求めているのはどんなことか、教科書から読み取ることができますからね。
大人になっても、人生は勉強の連続です。
たまには童心に返って、教科書展覧会に足を運んでみませんか?
(詳しくは、文部科学省の公式サイトや、お近くの自治体、図書館の情報をご確認ください)
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