同居人はひざ、時々、頭のうえ。OPとEDに感動した話

「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」というテレビアニメをご存知でしょうか。
極度の人見知りである主人公の男性が、ひょんなことから家に猫を迎えることになり、それがきっかけで世界が開けていくというハートフルコメディ作品です。

観ると、きっと猫と一緒に暮らしたくなるよ……

わたし、実際なった!
その後あなたが家に来たのは全くの偶然だったけれどね。
作品全体を通してとても優しい雰囲気で、ただ流し見するだけでもとても癒されるんですが、今回語りたいのはこの作品のOP映像とED映像についてです。

中身じゃないの?

中身にももちろん触れるよ!
関わることになるからね。
ただ、この作品はとにかく、OPとEDの出来が良すぎるから、ちょっとそれを語りたいの!
何がどう良かったのか、少し詳しく見て行きましょう!
OPとEDの構成
まず始めに、この作品について少し解説します。
アニメは30分構成になっていますが、この作品の場合は、前半に主人公の男性視点でエピソードを書き、後半は猫の視点で同じエピソードをなぞっていく、という特徴があります。
そのため、OPとEDもその構成を反映したものになっていまして、
- OP…男性視点
- ED…猫視点
という形で映像が作られています。
OP
OPは、先述した通り、男性視点です。
彼は若いミステリー作家であり、当然ながら文才はあるのですが、人付き合いは極端に苦手でした。
当人としてもそれでいいと思っていたようですが、家に猫がやってきたことで状況は一変。
猫の世話のことを聞くために、ペットショップの方にいろいろ相談に乗ってもらったり、今まであまり話さなかった小説の担当さんと話すようになったりと、少しずつ周りと関わっていくようになります。

この過程がOP映像で主題歌と共に描かれているんですが、これが歌とも内容ともぴったり合っていて、実に分かりやすいんです。
OP映像だけで、この作品で何が行われるのかだいたい分かるような構成になっています。

なんというか、とても無駄がないよね。
変に誇張したような表現もないから、すごく見やすいんだ。
ED
EDは猫視点です。
女の子の猫で、弟気質の強い男性主人公に対して、猫の方は姉貴分気質が強いのが特徴。
そのため、猫は作中を通して、飼い主の面倒を見ようとする気持ちが極めて強いです。

そのことが、お日さまの光を浴びたような優しいタッチの絵の中でも、分かりやすく描かれているよね。

ED主題歌の歌詞の方も可愛らしいんですよ!
ちょっと頼りないご主人様(飼い主)を、私が守ってあげなきゃ! って思っているみたいで。
とにかく癒されます!
ただ可愛らしいだけではなく、作品とぴったり合っているのも素晴らしいところです。
こちらもやっぱり、作中で何が行われるのか分かりやすいので、ED映像としてとても効果的で、いい出来だと思います!

もちろん、OPやEDの映像だけじゃなくて、作品の中身もとても魅力的だよ!
特に猫好きにはたまらない作品だと思う!

アニメもいいですし、漫画もありますので、未視聴、未読の方は是非! 一度ご覧になってみてください!
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