ポケモンで群像劇? ポケモン映画では「みんなの物語」が好きな話

ポケモン、ゲームをやる一方で、映画もいくつか観ています。

ポケモン映画は、限定のポケモンが配布されたりするから、ゲームしてるなら、むしろ劇場で観る人が多い気がする。
とはいえ、見逃した作品もたくさんありますので、そういうものは配信を活用して観ているのですが……

個人的にちょっと気に入った作品があります。
それが「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」です。

どんな話なの?

ポケモン映画としては珍しいなあと思ったのがね。
ポケモンより人にフォーカスした群像劇になっているところなの。
とある街のお祭り中に起きた事件を、サトシを始め、いろんな世代のいろんな事情を抱えた人たちが、協力して解決していく話。
どこが好きなのか、もう少し紐解いていきましょう!
そもそもポケモン映画で群像劇が珍しい
ポケモン映画って、誰かひとりの重要人物、あるいはポケモンにフォーカスして、派手なバトルを含んだドラマチックな物語を展開していくようなイメージがありました。
もちろんそれも悪くない。

客観的に、絵として映えるし。

盛り上がるものね!
ですが、この「みんなの物語」の場合。
幻のポケモンであるゼラオラと、伝説のポケモンであるルギアが関わってきますし、バトル描写ももちろんあるんですが、メインは人。
バトルより協力に重きを置いたような内容になっているのが印象的でした。
それでいて、みんなが主役
もちろん、主人公はおなじみ、サトシです。
彼は主人公として推進力があるし、人を巻き込んで大きな事件を解決する力もある。

本作のヒロイン的役割を果たすラルゴとの初対面のシーンで、彼女を庇いながら現れた姿はかっこよかった!
でも、それ以外の登場人物のエピソードもとっても魅力的なんです。
- 足の怪我で、走ることが怖くなってしまった女子高生のリサ
- 素晴らしいポケモン研究者だけど、極度のあがり症である青年トリト
- 姪にちょっといいところを見せたいがために、つい小さな嘘を重ねてしまう中年カガチ
- 過去のトラウマがきっかけで、ポケモン嫌いになってしまった老婆ヒスイ
みんながみんな、それぞれの事情や傷を抱えつつ、懸命に日々を生きている普通の人たちなんですよ。
でも、そんな年齢も立場もバラバラの人たちが、ここに集った何かの縁で、ひとつの目標に向かって頑張って立ち向かっていくんです。

視聴者が置いてきぼりにならないバランスがいい
先に述べた通り、この作品にはいろんな世代、いろんな立場の人たちが登場します。
となると、視聴者が自分の立場に重られるキャラクターに、出会いやすい作品でもあると思うんですね。

街の危機を救うのは、たった一人のヒーローじゃない。
サトシは中心人物にはなり得るけど、彼一人では、事態の収束まではできなかったはずです。

だからこそ、サブタイトルが「みんなの物語」なんだよね。
今、事態の収束を画面の前で見守ってくれている君も、物語の主人公なんだよと言ってくれてる感じがするんだ。
わたし個人としては、ポケモンを一切知らないという人にも、全力でおすすめしたい作品だなあと思いますね。
まだ観たことがないという方は、是非観てみてください!
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