テイルズオブシンフォニア、アイフリードの宝イベントが好きな話

テイルズオブシンフォニアも、トロフィー獲得目的もあり、何度もプレイしている作品です。

その中でも、一際気に入っているイベントがあります。
サブイベントなのですが、物語の後半で起きるアイフリードの宝イベントです。

アイフリードという人物は、テイルズオブシリーズのプレイヤーなら、どこかしらで聞く名前だね。
シンフォニアの場合、シリーズを通しても珍しい、アイフリード本人が登場するイベントだ。

アイフリードは、どうしても伝説の人みたいなイメージが強かったから、普通に本人に会えたときは驚きました!
今回は、このイベントの何が気に入っているのか、ちょっと書いてみたいと思います。

平たく言うと……
この世界を普通に生きている人たちの声が、ダイレクトに突き刺さってくるイベントだったから、特に印象に残っているんです。
アイフリードイベントの概要
イベント自体は、厳密には、物語の序盤から始まっています。
シルヴァラント編でイズールドを訪れたとき、そこに住むライラという女性から、アイフリード宛の手紙を預かるんですよ。
彼女には、どうしてもアイフリードに会いたい理由があるらしく……。
なので、ロイドたちは、何とかしてアイフリードを見つけ出し、その手紙を渡さないといけないのですが、実際にアイフリードに会えるのはストーリーの後半。
しかも、サブイベント扱いであるうえ、崩壊したルインを復興させないと会えません。

見るまでが結構長い。
ようやく会えるも、成り行きでアイフリードの子分にさせられてしまい、マーテル教会の救いの小屋を巡って宝を探せと言われてしまうロイドたち。
アイフリードの言葉に従い、救いの小屋を巡っていると、何軒目かで、こんな光景を目にするんです。
あたしの息子を返しとくれ!
パルマコスタが崩壊したときに、死んだんだ!
神子さまの世界再生を信じてたのに!

うわ、これは辛い……

さらにこの後、この女性にコレットが詰め寄られます。
あたしの息子を生き返らせてくれ、神子ならできるだろ、と。
何も言えないコレット。
後に再会したアイフリードは、ロイドたちを子分扱いした真の理由を語ります。
アイフリード自身も、パルマコスタ崩壊時に航海中で、仲間をみんな失ったこと。
だからこそ、この事態を引き起こした神子たち一行に、仲間のための巡礼の旅をして欲しかったこと。

パルマコスタの崩壊だって、別にコレット自身のせいというわけではない。
ロイドが何とかしてコレットを庇おうとするんですけど……
やっぱりそれって、アイフリードの言う通り、言い訳でしかないんですよね。
アイフリードの想いを静かに受け止めるコレット。
一筋縄ではいかないところが好き
単に、「世界再生に失敗した神子」を責め立てるだけなら簡単ですよね。
全ての責任を神子に擦り付けてしまえば、自分は少しは楽になれる。
でも、アイフリードはそうしなかった。
ここが深いところです。

アイフリード自身も、多くの部下を従える立場だから、何となく、分かるところは分かるんだろうな。
コレットたちは、世界再生を諦めたわけじゃない。
ただ、従来と違う方法を探しているだけ。
パルマコスタの崩壊も、その過程で起きたことだって。

分かってはいるでしょうね。
でも、割り切れないでしょうね。
一筋縄ではいかないんですよね。
こういうイベントがあると、主人公たちが選択したことによる責任が見えるというか、世界に奥行きを感じられるので、こういうところを切り取ってくれるテイルズオブシンフォニアはいいなあと思ったんですよね。

世界が生きているって、きっとこういうことなんだろうね。
