『あずきちゃん』原作漫画、中学生編の緑川さんが好きな理由
『あずきちゃん』、子どもの頃にアニメを観ていたという方、結構いるのではないでしょうか。
確か、リアルタイムでは、ちょうど当時の小学生の帰宅と被るくらいの時間帯に放映されていましたものね。

懐かしいな!
秋元康さん原作のやつだよね。

それは結構後から知りました。
この作品、実は漫画もあったらしくて、それはアニメより後に読みました。
アニメでは小学生編のみを取り上げていましたが、漫画では、なんとあずきちゃんは中学生になります。
今回は、この中学生編のみの登場人物である、緑川理恵さんについて語ってみようと思います。

キャラクターとしては、主人公と同じ人を好きになったがために、嫌がらせをするイヤミな女性ライバルという役どころではあるのですが……
わたし、彼女のことが割と好きなんですよね。

緑川さんってどんな人?
小学生編では、勇之助くんを巡って、ヨーコちゃんと対立関係になっていましたよね。
中学生編では、ヨーコちゃんはむしろ味方につくため、彼女に代わる新たなライバルが登場する、という形になります。
それが緑川さんというわけです。

緑川さん、かなり策士というか、裏表が激しい性格の女の子だ。
男の子の前では、甘ったるい声、表情を作るものの、女の子同士なら、結構ズケズケものを言う。
特に、ヨーコちゃんとはバチバチに火花を散らすことになるので、それもあって、ヨーコちゃんはあずきちゃんの味方をするようになるんだよな。
あずきちゃんについては、緑川さんの基準で行くと、勝負にならない容姿の持ち主だと思われますが(あずきちゃん、可愛いんですけどね)、彼女については「ブスのくせに八方美人で生意気よ!」とか言ってきます。

……いや、典型的なライバルキャラだな?
すずかさんは、なんで彼女が好きなんだ?
中学生編のあずきちゃん
さて、あずきちゃんなんですが。
これまでの書き方だと、
「小学生編では勇之助くんを巡ってヨーコちゃんと対立していたけど、中学生編ではヨーコちゃんが勇之助くんを諦めてあずきちゃんを応援するようになり、代わりに緑川さんとライバル関係になる」
ように受け取れますよね?
違うんですよ。
勇之助くんは、小学校卒業と共にアメリカに行ってしまうため、あずきちゃんは勇之助くん抜きで中学生編に入っているのです。
で、中学生編で出会った松岡竜一くんという男の子と、なんかいい仲になるのです……

ええー!?
勇之助くんがいるのに!?

そうなんですよ!

え、じゃあ、つまり……
あずきちゃんと緑川さんが取り合っているのは、もしかして……

勇之助くんではなく、竜一くんの方です……
じゃあ、「八方美人で生意気よ」の真意は?
勇之助くんは、中学生編の途中でアメリカから帰国して、あずきちゃんと同じ中学校に転校してきます。
こうなると、あずきちゃんはもう大変。
竜一くんにフラフラしたり、勇之助くんにフラフラしたり……

お、おう……
で、一方、緑川さんはと言うと……
いろんな男の子に甘ったるく接して媚びを売っているものの、それはあくまでも彼女の処世術に過ぎず、実際のところは徹頭徹尾、竜一くん一筋です。

あずきちゃんは、勇之助くんが戻ってくる前は、当然勇之助くんのことは誰にも話しませんから……
緑川さんも、勇之助くんが転校してきてから、初めて真相を知ることになります。
いや……
彼女の目線で考えると、普通に気に入らないですよね……

何なら、緑川さんの方が不憫に見えてくるな……
それくらいのイヤミは許してやってくれよ、みたいな……
とはいえ、あずきちゃんも筋は通す
あずきちゃん本人は、もちろんこんな状態、不本意です。
自分でも何とかしたいと思っているし、実際、最後は自分できちんと結論を出します。
そういうところをちゃんと見ていたのもあり、他の理由もありで、最終的には、緑川さんも、あずきちゃんに嫌がらせはしなくなります。
何なら、竜一くんの力になるためなら、あずきちゃんに助言をすることまで出てくる始末。
結構男前です。

緑川さん、モテモテなのに、最後まで竜一くんに一途。
そういうところが、個人的に好感を持てるキャラクターだったんですよね。

皆さんは、あずきちゃんだと誰が好きだった?
