テイルズオブシンフォニア、トリエットでのジーニアスに感動した話

テイルズオブシンフォニア、面白いですよね。
昔から大好きな作品なんですが、わたしが特に好きなキャラクターは、ジーニアスなんです。

本当に好きなので、多分記事を分けて何回か語ると思います。

そんなに!
今回は、わたしがジーニアスのファンになったきっかけのエピソードについて書いてみたいと思います。
それが、序盤でロイドと一緒に訪れる、砂漠の花トリエットでの一幕です。
トリエットに来るまでのロイドとジーニアス
主人公のロイド、その親友のジーニアスは、故郷イセリアの村で、不本意ながらある契約違反を犯してしまいました。
結果、村が焼き討ちに遭ったことをきっかけに、イセリアの村を追放になり、旅をしているというわけです。

ちなみに、二人は追放後、ただ闇雲に歩いているというわけではなく、先に「世界再生の旅」に出ていた幼なじみのコレット一行を追っていました。
罪滅ぼしも兼ねて、コレットの世界再生に協力しようというわけですね。

そのコレットたちが、まずは南のトリエットに行くと言っていたから、ロイドとジーニアスもトリエットに来たんだ。
ただ、イセリアで起こしてしまった騒ぎのおかげで、特にロイドの方は完全に指名手配状態。(ジーニアスはそうでもないのですが)
トリエットにも手配書が出回っていたこともあり、二人はできるだけ慎重に行動していたのですが……
ロイドの危機
やっぱり、手配書のせいで見つかってしまいました。
おまけに、ロイドは一瞬の隙を突かれて気絶させられてしまいます。
一人残されたジーニアス、彼の真骨頂はここから始まります。

ここからのジーニアスの立ち回りが本当にすごいんです!
ジーニアスの立ち回り
ジーニアスはまず、ロイドと自分を取り囲む敵たちに、「ボク、怖い。おとなしくするから殴らないで!」と言います。
要は、自分まで気絶させられたら終わりだ、と思ったのでしょう。
それで途中まで、何も知らない無垢な子どもを演じながらついて行きます。おそらくこの段階で、ジーニアスはここまでの道順を必死に記憶しています。
そして、トリエットベースの前。
内部にロイドを連れて行った敵たちは、ジーニアスをどうするかを話し合い始めますが、ここでジーニアスは「ボク、ロイドに無理やり連れてこられただけなんだ」とやはり無垢な子どもを演じて大泣き。
うまく見逃してもらいます。

深追いしないの、賢すぎる……
そこから、ロイドとジーニアスと一緒に来ていたロイドの飼い犬ノイシュと合流。
ジーニアスが、よし、ロイドを助けてやろう、と意気込むところでこの場面は終わります。
実際に助けに来たジーニアスから読み取れること
その後は囚われたロイドに視点が移るため、ジーニアスはしばらく出てきません。彼が次に出てくるのは、宣言通り、ロイドを助けに来るときです。
ちなみにこのときのジーニアスは、ロイドが単身で敵幹部の居所に飛び込んでピンチに陥っているとき、コレット、リフィル先生、クラトスと一緒にやってきます。

大人を連れてきた!

現実的だよね。とても十二歳の少年の発想とは思えない。
この間のことは特に語られていませんが、つまり、普通に考えるとこういうことですよね。
迫真の演技で解放されたジーニアスは、まず近くにいるはずのコレットたちを見つけ出して事情を話し、協力を要請してからみんなで助けに来た。

子どもって、なんというか、不思議な全能感があるものなので(自分もそうでした)、ここまで現実的な視野で物事を考えられる少年というのはなかなかいないんじゃないかと思うんですよ。
自分だけではどうにもできないから、きちんと大人を頼る頭の良さ。

そういえば、ノイシュもいたんだもんね。
それなら、鼻が利くから、コレットの匂いを辿って合流するのも難しくなかっただろうしね。
作中で実際に描かれていること、空白の期間から想定できること、どれを取ってもジーニアスは賢い!
この無駄のない動き、大人が見ても惚れ惚れします。これでわたし、ジーニアスのことがすごく好きになったんですよね。

記事を書いていたら、久々にシンフォニアをやりたくなってきました……
皆さんも、ジーニアスの賢さに触れてみませんか?
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