借りぐらしのアリエッティ、猫と暮らして初めて気づいた、ラストの猫の仕草
最近、借りぐらしのアリエッティを見直していて、ちょっと気づいたことがありました。
何度か観た作品でしたので、基本のストーリーラインがどんな感じかはだいたい覚えていて、敢えて新たな発見があるとも思っていなかったんですが……


どんなことに気づいたの?

ラスト付近の、アリエッティが引っ越す直前。
アリエッティと翔がお別れになるから、最後に会えるよう、猫のニーヤが取り計らってくれるシーンがありますよね。
あのシーンに、ふっと目が留まるところがありました。
今回は、そのニーヤの動き、仕草について、ちょっと語ってみたいと思います。

あそこに目が行ったのは、やはり、わたし自身が猫と暮らし始めたから、だと思います。
うちの子は、この通り、ニーヤとはかなり毛色が違いますけれども。

アリエッティと翔、最後のひとときの前に
ちょうど引っ越す直前だったアリエッティの元に、猫のニーヤがおもむろにやってきました。
物語の冒頭では、ニーヤがアリエッティを追いかけ回している描写もありましたが、後半ともなると、ふたりの間には、妙な友情のようなものが生まれているようです。

ニーヤとアリエッティ、しばらく見つめ合っていたね。

実を言うと、わたしの目に留まったのは、まさにその、見つめ合うシーンでした!
猫のあなたなら、むしろわたしよりピンと来るんじゃない?
猫の目をじっと見るということ
確か……
猫にとって、目をじっと見られるというのは、威嚇されていると感じることらしいんですよ。

わたしは知らなかったんですが、わたしの前にずっと猫と暮らしていた家族がそんなことを言っていました。
一応、自分でも少し調べましたが、確かに猫の目はあまり凝視してはいけないみたいです。

あー、ボク、アリエッティはフィクションだから、気にしなかったけど……
確かに、あのアリエッティと見つめ合う時間、ボクがニーヤの立場だったら、ちょっと威嚇されているように感じるかもな。

確かにあなた、わたしが目を見てたら、頬に猫パンチしてきたことがあったわよね。

いや、反射でつい……
まあ、一般的にそういう意見があるだけで、真偽は不明ですが、一応そういう知識を得ていたわたしは、ニーヤとアリエッティの見つめ合いに一瞬火花が散ったように感じて、客観的に心配になりました。

初めて観たときは、まだわたしが猫と暮らしていなかったので、そんなこと、気にしたこともありませんでしたが……
今回は、映画を観ながら「アリエッティ! 目を見ちゃダメ!」って普通に呟いてました。
自宅で観ていて良かったです。
その後のニーヤの反応
しばらく見つめ合ったあと、ニーヤはアリエッティに向かって、ゆっくりと両目で瞬きをしてみせました。
ここもまた、猫を少し知った身としては「おお……!」と思ったポイントです。

猫の両目瞬きは……
親愛の証ですよね……!
そうなんです。
まあ、本当のところはもちろん猫にしか分かりませんが、あくまでも一般論として、猫がゆっくりと両目で瞬きをするということは、目の前の相手を信頼している、もしくは好いているサインとされているようなんです。
それを、ニーヤがアリエッティにやっていたんです……!

物語を通じて、ニーヤとアリエッティが通じ合ったサインかもしれないよね。
この両目瞬きの後、ニーヤはアリエッティと翔を引き合わせてあげるんだから。
他のジブリ作品も見直したい!
ジブリ作品って、本作に限らず、猫がよく出てきますよね。
こうなると、他のジブリ作品も見直して、猫について研究したくなりますね!

ジブリ作品、結構観てるんですけど、いずれも飼い猫と出会う前に観ているものばかりなんですよ。
今観たら、猫たちについて、当時と違う感想を抱くかもしれません。

猫の描写が意外にリアルなのは、なかなか驚きだ。
皆さんも、ジブリ作品を観るときは、個性豊かな猫たちにも注目してみてはどうだろう。
