借りぐらしのアリエッティ、翔はその後どうなった? 手術は成功したと空想してみる
借りぐらしのアリエッティ、最近久々に観ました。
可愛らしくて、ジブリ作品の中でも特に好きな部類の作品です。

本編も、小さな世界ながら夢があっていいんですが、全体のBGMとか、主題歌とかもいいんですよね……!

今回は、すでに結構語られているとは思いますが、翔のその後について空想してみたいと思います。

生まれつき、身体が弱いという翔。
アリエッティと出会った頃は、そもそも心臓の手術を控えていたんだよね。
あれ、無事に成功したのかな?

ちょっと考えてみましょう!

翔の手術
まあ、タイトルに結論を入れちゃってるんですが……
個人的には、翔の手術は成功した(今も元気に生きている)ものと考えています。

確かに、そういう考察の人は多いね。

わたしも例に漏れません。
あまり目新しい説でもないのですが、以下、自分なりに考えた理由をいくつか書いてみたいと思います。
何故翔は生きていると思ったのか
そもそも冒頭で、この話が翔の回想だと明言されている
冒頭で、翔のナレーションが入りますよね。
このナレーションで、彼は「これから、かつて自分の身に起きたことを語る」と明言しています。
これを理由に、翔の手術は成功したのだと取る人が多いようですね。
わたしも全くの同意見です。
アリエッティとの出会いで、徐々に生きる気力を取り戻している
心臓が良くないという現実から、そもそも自分が長く生きられると思っていなかった翔は、当初、かなり悲観的な考え方をしています。

心臓を気遣われて、一方的に守られる側だった翔は、もしかしたら、心のどこかで、「自分はお荷物なんだ」と思ってしまっていたのかもしれないね。

自分が誰かの役に立てる経験が全くないのって、結構辛いですよね。
そんな彼の前に現れたアリエッティは、小さな種族ではありますが、毎日を懸命に、そしてたくましく生きています。
彼女の考え方や、その身体能力など(かなり運動神経抜群ですよね)、翔としては感化されるところが多かったのかなと思います。

アリエッティに、お母さんがいなくなったと相談された翔が、アリエッティと二人でお母さんを探すシーンなんか、顕著ですよね。

お母さんを探しに行こうとして、部屋に鍵をかけられていると気づいた翔。
即座に窓から屋根を伝い、隣の部屋の窓から入り直すことを考えるんだけど、そっちも鍵がかかっている。
そこを、アリエッティが何とかするんだ。
窓の僅かな隙間から中に入り、カーテンを伝って窓枠に行き、鍵を開ける……

あのシーン、翔の目がキラキラ輝いていたのが印象的でした。
まさに生きる気力を取り戻したって感じで!

あのシーンのアリエッティ、確かにかっこよかったからな。
なくしていた心臓を取り戻した翔
お母さんを助けた後、他の場所に引っ越すことになったアリエッティ。
引っ越す直前、何とか翔に会うことができました。
そのとき、翔がアリエッティに、こんなことを言うんですよね。
アリエッティ、君は僕の、心臓の一部だ

翔は心臓が良くなかったという話……
もちろん、何らかの病名はついていたと思いますが、それ以外に、人生に絶望していて心が空虚になっていた、という意味も含まれていたように感じます。

アリエッティもアリエッティで、翔に
「守ってくれて嬉しかった」
と言っている。
これは、普段守られる側の自分でも、誰かを守れたら、という願望を持っていた彼への最大限の感謝だと思うんだけど、この言葉もまた、翔に希望をもたらしたんじゃないかな。
物語の雰囲気からすると、もう一度再会するのは難しい2人だと思いますが、せっかく明るい雰囲気のラストになりましたし、今もそれぞれの場所で元気に頑張ってくれていればいいなと願うばかりです。

皆さんは、本作ではどのシーンが好きですか?