眠れる森の美女、フィリップ王子とオーロラ姫の出会いで気づいたこと

先日、かなり久しぶりに、ディズニー作品の『眠れる森の美女』アニメ版を観返しました。

また懐かしい作品を。

オーロラ姫がまた、今見ても色褪せず、可憐で美人で……
これは大切に育てたくなりますね。
今回は、眠れる森の美女に久しぶりに触れたとき、ふと気づいたちょっとした伏線(かもしれない)シーンについて、語ってみたいと思います!
公式でそうと明言されているわけではありませんが、作品を紐解く手掛かりのひとつとして、お楽しみいただければ嬉しいです!
オーロラ姫の境遇
赤子の頃、マレフィセントによって、「16歳の誕生日に、糸車の針で指を刺して事切れてしまう」という呪いをかけられたオーロラ姫。

まあ、直後に妖精の1人が、「指を刺すけど、眠るだけで、運命の相手にキスされれば目覚める」という呪いに書き換えるんだけどね。
なんでも、マレフィセントの力が強すぎるから、書き換えるくらいが限界らしいんだ。
とはいえ、普通に指は刺したくないですからね。
この事態を受けた王様は、国中の糸車を焼き払ったうえ、オーロラ姫を3人の妖精たちに預けて、森の奥で隠すように育てることに決めました。

以上の理由により、オーロラ姫は、ブライア・ローズという仮名を与えられ、自分が姫であることも知らずに、16歳まで森で育つことになります。
フィリップ王子との出会い
さて、お相手となるフィリップ王子は、王子様ではありますが、結構自由奔放な性格の人です。
作中の描写を見る限りでも、「親が決めた許嫁」とかではなく「自分で愛した相手」と結婚したいと思っているようですからね。
そんな彼と、オーロラ姫は、森の中で出会います。オーロラ姫が、森の中で、お友達の動物たちを運命の王子様に見立てて、一緒に踊る有名なシーンで、ですね。
動物たちは、フィリップ王子がたまたま脱いでいた上着とブーツを持ってきて、より人間っぽい雰囲気を仕立てて、オーロラ姫と踊るんですよね。
そこに上着とブーツを探しに来たフィリップ王子が現れて、初対面、といったところです。

へえ、なかなかロマンチックじゃない。
フィリップ王子の方は、一目惚れだったみたいだし。
ここで気づいたこと
このとき、わたし、気づいたんですけど……
オーロラ姫は、そもそも靴を履いていないんですよね。
で、オーロラ姫に一目惚れしたフィリップ王子は、後ろからそっとオーロラ姫に近づき、動物たちと入れ替わる形でオーロラ姫と踊り始めるんですが……
このときは、フィリップ王子も靴を履いていないんですよ。

ああ、そうか。
動物たちが借りたから。
ここがね……わたし、個人的には、いい演出だなと思ったんです。
だってこのとき、フィリップ王子は、目の前の女性が姫とは知らない。まして、自分の婚約者が彼女であることは、もっと知らない。
同じく、オーロラ姫も、自分が姫とは知らない。まして、目の前の男性が、そもそも自分の婚約者であるとはもっと知らない。

この状態の2人が、初対面のときに、お互い靴を履いていない状態で踊るわけです。
特にフィリップ王子は……
オーロラ姫の世界に、自ら降りてきてくれたように見えます。

あ、なるほど。
オーロラ姫が姫だからとかではなく、ありのままの彼女を愛しているような描写に見えたってことだね。
だからこそ、あの初対面のダンスシーンひとつで、2人がお互いに運命の相手だと思っていることがよく伝わるんだなあ、と思いました。

何度か観た作品でしたのに、意外と気づかなかったです。
こういうことがあるから、ちょくちょく見直すのは楽しいんですよね。

皆さんは、ディズニー作品だと何の映画が好き?

